別に中毒というほどじゃないけど、珈琲をよく飲む。
子供の頃に「あれは大人の飲み物だから」と飲ませてもらえなかった反動だろうか。

今のように自販機やコンビニ、ファミレスがなかった時代、喫茶店にはよく通った。
学生時代、大阪・梅田にある丸ビルの向かいあたりに「優」という深夜喫茶があって、
毎週土曜日の夜はバンド仲間が集まって騒いでいたんだ。
今の人は「オール」というとクラブらしいが、俺たちの「オール」はその喫茶店かリハーサルスタジオだった。
よくCP(YAMAHAのエレピ)の下で眠ったものだ。
商業地の再開発とかで立ち退きを余儀なくされたときはみんなでフェアウェルパーティをやったっけ。

平日によく通ったのが「アルペン」。
「アルペン」はその名の通り、登山愛好家が集まる店で、
店内は山の写真やランプ、カラビナ、ハーネス、アイゼン、ピッケルなどの用具が飾られていた。
昔の小学校にあった木製の机と椅子で大して旨くもない珈琲を飲む。
それでも客が絶えないのは、みんな珈琲が目的ではなく、そこで店主と会話しに「帰ってくる」のだ。
店主はおばあさんで、若い頃につきあっていた人が山で遭難したらしい。
店を開いたのは「彼がいつか帰ってくるかもしれない」からだそうだ。
店のドアを開けると客は「ただいま」といい、おばあさんは「おかえり」という。
客が帰るときは「じゃあ行ってくる」「気をつけて帰ってくるんだよ」。
そういうのを体験していると、メイドカフェなんて行く気になれないなぁ。

社会人になっても、昼休みには必ず喫茶店で珈琲を飲んでいたし、
出先でも打ち合わせで使う機会は多かった。

最近は本当に喫茶店って減ったなぁ…
今の職場では、いつも通えるような喫茶店が近くにないのが寂しいな。

漫画に出てくる憧れの喫茶店は「750ライダー」の「ピット・イン」と、「軽井沢シンドローム」の「ら・くか」。
喫茶店のオーナーって気楽でいいな。実際は大変だろうけどw

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