子供の頃プリンというものが嫌いだった。
なんかプルプルしてて気持ち悪いと思っていたから、いわゆる食わず嫌いだったのだ。
大体、家にいてて3時のおやつにプリンが出てくるほど裕福な家庭に育った訳じゃなく、
学校給食で見たのがおそらく初体験w
友達にあげてたか牛乳と交換していたような気がする。
今考えるとものすごくもったいないことをしていたんじゃないのか?

働き始めて、コンビニというものが普及してからようやく食べる様になった。
いや、それも自ら進んで、というわけじゃなく、
当時つきあっていた彼女が食べているプリンを「あ~ん」させられたのがきっかけと言えなくもない。

結構旨いもんだな…なんで今まで食べずにいたんだ、馬鹿な俺…

とはいえ、甘いものがそんなに得意と言うわけじゃないから、しょっちゅう食べる訳じゃない。
ふっと思い出した時に、しかもコンビニにいる時にプッチンプリンを買う程度。
それで十分なはずだった…

仕事柄様々な食材や食品を撮影するのだが、その中で出会ったコイツはなかなかすごい。
乳製品=北海道と思いがちだが、コイツは島根県の木次乳業というところでつくられている。
「牧場のプリン」とはなんとももう一つなネーミング。
けれど地元の人には「牧プリ(まきぷり)」の愛称で親しまれているらしい。

香料・カラメルは使っていないので、たまご(有精卵)と牛乳の風味が際立っていて
プリンというより生クリームのような柔らかな食感がたまらない。
多分コイツを嫌いな人っていないだろーなー。いや、ホントに旨いのよ。マジで。

今は俺にとってプリンと言えば「牧プリ」なのだ。
冬季限定、ってのがちょっと気に入らないが(笑

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