先程遅い昼食をとった。
「明日のお昼に食べてね。」と、しずえちゃんがせりの白和えを作って、冷蔵庫に入れてくれていたのと、
「母が作ったんだけど、食べる?」と、りえきちが持って来てくれていた昆布と椎茸の佃煮をいただいた。
どちらも旨かった。いやぁいつもすいませんw
しずえちゃんについては前に触れた事があったと思うけど、すごくかわいらしい女性。
旦那さんとは死に別れているが、二人の息子さん達はそれぞれ独立して家庭を持ち、お母さんと二人で暮らしている。
時々、携帯に入っている息子達や孫の写真を見せてくれたりするんだけど、
そんな時のしずえちゃんはとても嬉しそうだ。
俺が柄にも無く花の写真を撮ったりしてしずえちゃんに送ったら
たいそう喜んで、次男の嫁(これがまたすごく美人さんw)にやり方を聞いて、待ち受け画像にしていた。
そんなしずえちゃん、社内ではコールセンターの電話受付が主な仕事。
その合間を縫ってレシピを考えて作ってくれ、撮影のアシスタントもやってくれている。
最初は自信なさげだったけど、最近はちょっと楽しそうだ。
いつも彼女に何かしてあげたいと、ずっと思っていたのだけれど、何がいいのかなかなか思いつけずにいた。
ある日、いつものように撮影後に試食していた時の事。
しずえちゃんが今日の料理の写真をプリントして欲しいと言い出した。
なんでもそれを息子達に見せて、母親が頑張っているところをアピールしたいそうだ。
それなら、ということで、俺は今までのしずえちゃんが作ってくれた料理の写真をまとめる事を思いついた。
100点はゆうに超えているはずだから、結構なボリュームにもなる。
いつも作ってちょこっと食べて、形にならない「消えもの」だからこそ形にする意味がある。
そうしてできたのが、「Shizue's KITCHEN」だ。
ホワイトデーに間に合うように作るのは大変だったけど、なんとか作る事ができた。
本当は印刷して本にしてあげたいぐらいの気持ちはあったんだけど、
流石にそこまでは現実的にできないから、プリントしたものをクリアファイルにまとめただけのものだったけど…
多分気持ちは伝わったんじゃないかなw
