つけ麺発祥の店といわれる大勝軒が、2007年3月20日の今日、46年の歴史に幕を閉じる。因に3月20日という日は、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの結婚記念日だそうだ。いや、どーでもいい話だな(笑。

大将の山岸さんは今後、暖簾分けした100店舗近い弟子達の店をゆっくり回りたいと言う。ちょっと羨ましい余生の過ごし方だなと思う。

いくら俺がラーメン好きといえども、ラーメンを啜る為だけにわざわざ東京くんだりまで出向く事は無い。当然、大勝軒に行った事は無く、それどころかこんなに有名店であってもその存在すら最近まで知らなかった訳で(笑。「大勝軒十五夜」が出来て初めて「大勝軒って?」ってなぐらい。すいませんねぇ山岸さん。

そして、いくら俺が尾崎やラーメンが好きといえども、ラーメンを啜る為だけにわざわざ東京くんだりまで出向く…はい、すいません。「大勝軒十五夜」にも行った事はございません。「神楽屋」も行った事はございません(笑。尤も東京には何度か行っているけれど、ラーメンを食べた記憶が無い。仕事で行っていた頃は、昼はコンビニ弁当、夜は居酒屋だったし、遊びに行った時は、昼はファミレスかマクド、夜は居酒屋だった。それでも食べていたとしたら、深夜安宿で啜るカップ麺ぐらいじゃなかったろうか。

店を一緒に切り盛りしてきた奥様が亡くなられたとき、あまりのショックに店を閉めた事も。熱心な客の要望に応え、7ヶ月後に営業を再開したこともあったそうだが、山岸さんご自身も体調を崩された事と、地域の再開発が重なった為に、店をたたむ決意をしたとか。

残念に思うファンは多いんだろうけど、いつか山岸さんが「大勝軒十五夜」を訪れたとき、「卒業」を流してあげてみてはどうだろうか。ひょっとすると「あと何度自分自身、卒業すれば~」のところで、営業再開を決意するかもしれな…いやいや、もうゆっくりさせてあげてください(笑。

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