尾崎豊と「タカセ」の出会いは幼少期にさかのぼります。
父・健一氏が度々、「タカセ」のケーキを御土産として買って帰り、尾崎さんも「タカセ」のケーキが大好きだったそうです。いつも5歳年上のお兄さんと一緒だった尾崎さんは、「タカセ」バースデーケーキやクリスマスケーキについている人形を、お兄さんと取り合いになって大騒ぎしていたとか。
現在でもファンの方々が毎年、尾崎さんの命日や誕生日にケーキを買いにこられます。
その度に、長年商売をしていて本当に良かったと思うのです。
上の文章は「タカセ」のサイトに載っている。 http://www.takase-yogashi.com/
尾崎を商売に使って…などと言う気は毛頭無いが、なんだか、ねぇ(笑。
友人が東京に住んでいた頃、何度か「タカセ」の菓子を贈ってもらったことがある。
流石にケーキとかはアウトなので焼き菓子のアーモンドチュイルがチョイスされたようだ。
何でも「タカセ」の焼き菓子で人気No.1だそうだ。
甘いものがそんなに好きではないけれど旨かった記憶がある。
子供の頃、誕生日をバースデーケーキで祝ってもらった事が無い。
まぁ、核家族で食べきれないからなんだろうが、貧しさも原因だったと思う。
あのチョコレートのプレートに「HAPPY BIRTHDAY!!」とか
自分の名前が書かれているのはやっぱり憧れだったなぁ。
家計がある程度安定し、お誕生日会なるものができるようになったところで
俺は10歳を超えていたし、今更そんなことやんなくても…みたいになっていて、
結局親から小遣いだけもらって榊原郁恵かなんかのレコードを買っただけだった(笑
2年間のお試し期間の後、どうにか結婚した親父と母親にどこか気兼ねしていた。
子供らしくない子供だったと思う。
それ以降誕生日にハッピーでいられたことは多くはない。
ただ、自分が生まれた喜びを感じることよりも、
この世に産み落としてくれたあの人の事を
少しだけ思い出させてくれる、そんな日になった。
さて、今年はどんな気持ちでいられるのだろう。
せめて明日の会議さえ無くなれば、それだけでかなりハッピーなんだけどな(笑