35mmカメラってピンとくる?「写ルンです」から「一眼レフ」までの殆どを指すんだけど、35mmというのはフィルムのサイズのことなんだよね。

で、このフィルムのサイズというのは実はいろいろあって、昔懐かしポケットカメラ用(8×11mm)から、小型カメラ用(24×36mm)、中型カメラ用(56×56mm)、最も大きなもので200×250mm、全部で28種類のフィルムがあるのね。

田島さんの写真で真四角の黒いふちの着いた奴が6×6判って言って、中型カメラ用(56×56mm)のフィルムを使っている訳。ハッセルブラッドっていうスウェーデンの高級カメラで撮ってる。俺も一時期、中型カメラ(勿論国産w)で撮っていた事があったけど、確かにいい写真があがるんだけど…重過ぎてロケーションには向かなくて。仕方なく35mmを使うようになったんだ。ま、おかげでライブの写真を撮る時にはフレキシブルに動けたけど(笑。

その昔、一眼レフもバカチョンもなかった頃、カメラと言えば二眼レフカメラだった。フィルムは6×6判。健一さんが撮った写真で四角い奴は二眼レフカメラで撮影されたもので、康さんが生まれた1960年に購入したエルモフレックスという国産カメラだ。エルモフレックスは1950年頃までしか生産されていなかったから、健一さんは質屋か骨董品屋さんで見つけてきたのかもしれない。以来15年間、健一さんは家族をそのファインダーに納める事になる。親子で登山した時や、海に行った時、卒業式や入学式など、尾崎が一番多感な時期をエルモフレックスはまっすぐに記録してきたんだろうな。残念乍ら、1975年6月16日、靖国神社を参拝した際、誤って落としてしまい使用不能になったそうだが…。

尾崎は自分でも写真を撮っていたし、数えきれないくらい撮られてきたから、チョイスする時にはどれが収まりがいいか、感覚的にわかっていたと思う。ライブの写真は別としても、スタジオで撮影される時は頭の中に真四角のイメージを描き、その中にどうやってポージングすればベストなのかをある種計算してカメラの前に立っていたんじゃないだろうか。

子供の頃からそのフレームに収まる事は恐らく得意中の得意だったはずだから…(笑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください