昨日の事
2007-04-20一昨日、昨日とコワイくらい順調に仕事が進んだので
午後にはやることが無くなった。
「体調がわるいので…」と虚偽申請し(笑
快晴の空の下へ解き放たれた。
いやー、仕事さぼるって楽しいな。
車の窓を全開にして
風と春の陽射しを存分に浴び、リフレッシュw
夕方4時過ぎに帰宅した後、知らずのうちに爆睡w
晩酌がスタートしたのは10時前。
どれだけ寝るねんw
さて、昨日は尾崎が新聞に載ったらしく…
誰か詳細を教えてください(笑
大体尾崎ネタが新聞に載るっていうとろくな事が無くて(笑
一般紙も週刊誌もさほど差が無かったからなぁ。
先日注文した物が明後日に着くという連絡を受けた。
最初にしなきゃならないのは
ここでお披露目するための撮影と臭い抜きだな(笑
パステルな尾崎
2007-04-19描く、という行為からだんだんと遠ざかっている。
そうすると腕が鈍って
描き上げた物を見ると嫌気がさす。
そうして描く事が億劫になり、遂には筆を折る。
あんなにも描く事が好きでたまらなかったのに…
厭だなぁ…
2007-04-19こういう仕事をしていると、評価は常につきまとう。
それは仕方の無い事だし、励みにもなる。
でも、誰かを評価しなきゃいけないとなると
とたんに気が重くなる。
みんな一生懸命にやっている。
一生懸命やったって結果がでない事もある。
でも、短期決戦の結果ばかり求められてもなぁ…
長い目で見る、という事を
会社はちゃんと理解しているのだろうか。
そして俺は冷静な判断をしているだろうか。
同志求む!!
2007-04-18あのー、私事で大変恐縮なんですが…
酢豚…ええ、酢豚なんですけどね?
酢豚って言ったら(日本の)中華料理の王道じゃないっすか。
回鍋肉や青椒肉絲とか言ったって、ちびっ子にはチンプンカンプンかもしれないけど
酢豚は老若男女、誰でもわかるじゃないっすか。
その酢豚にですね、なぜにあのパイナポーなんぞが入りくさりやがったのか…と。
肉を柔らかくする為なんだとからしいけど
よけーな事すんじゃねーよ(怒
高級豚肉を使えっつーの!
おめーのおかげで折角の酢豚が台無しになることがわかんねーのかよ!!
ただでさえ甘酸っぱいのに火が通っているから余計に甘くなるし、更に甘酢あんかけ?
もうゲロゲロっすよ…
其の点、キクラゲちゃんはいいねぇ。
もう食感が何とも言えません。
甘酢あんをたっぷりからめとる形状といい
必要以上に自己主張しないあの食味。
メインの豚肉に負けずとも劣らない名脇役。
人参や玉葱、筍、椎茸など、それぞれが酢豚の具になるとき
みんな自分の役割というか立ち位置がわかっていて
それぞれが自分の仕事を全うしている。
にもかかわらず、パイナポーの奴は
周りも見えずに自己主張し過ぎ。
大体あたしゃ前からあんたのことが気に入らなかった。
生で出てきても、ジュースになっても、飴になっても、アイスクリームになっても
いつも俺を不機嫌にしやがる。
今はもう行っていないが、若いオネーチャンがいるようなところで
調子に乗って注文なんかしたりすると後で大変な事になる(笑
ま、そういう事だ。
みんな大変だなぁ
2007-04-17昨日友人が入院したと連絡があった。
詳細には触れないが、検査入院ということで本人はそこそこ元気のようだ。
とはいえ、先週はかなり体調がすぐれなかったとも言っていたので、
入院したついでにしっかり治してきて欲しいものだ。
あと4日間、がんばれ。
今日はのんびりモードで仕事が進められる日。
早く帰れることもあって気が楽だ。
晩酌も楽しみだ。
明日の事は…考えずにおこう(笑
Maria 4
2007-04-16久し振りに“君”を見つけた。ただでさえ寒いこの時期に、ビルの隙間風を独りで受けていた。声をかけると、遠い瞳をして微笑んだ。ポケットに突っ込んでいた手を“君”の頬にあてがうと、冷たい“君”の手が僕の手の上に重なった。そしてまた微かな微笑。僕の手の温もりは“君”を少しだけ満足させた様だ。
“君”が新しい土地へ移った事を知ったのは、珍しくこの街に雪が降った翌日だった。ひどい二日酔いを何とかさまそうと2杯目のコーヒーを飲み終えた頃にマスターがぼそっと言った。「マリアが消えたよ。」雪はもう夜のうちにやんでいて、鈍い陽射しがその殆どを溶かしていた。僅かに残った雪は泥と混じって歩道を汚している。「あの娘もこんな風に汚れただけだったのかね。」嘔吐感が一向に治まらず、僕は会社に電話を掛けて今日は欠勤する事を無愛想な事務員に伝えた。暫くはカウンターにうつ伏せていたが「そんなに酷いのだったら帰って休めば?」と言われ店を出た。トラックがもの凄い勢いで僕の前を通り過ぎた。灰色の空に向かってそっと呟いてみる。「例え汚れただけだとしても“君”の悲しみもこの雪の様にいつか溶けてしまえばいい。」工場のサイレンの音にかき消されても、僕にはもう、どうしようもなかった。
うつ伏せになって眠ると、“君”は決まって心臓に負担がかかる寝方はやめなさいと僕を叱った。“君”と眠る時、腕枕をしていても、“君”が寝静まってから僕はそっとうつ伏せになっていた。“君”がいなくなってからも、僕は変わらずうつ伏せになって眠っている。自分の心臓の音を聞き乍ら眠っている。
END
Maria 3
2007-04-16久し振りに電話で喋った“君”の声は、少し疲れているのだろう。それでも僕はまた、“君”の言葉に救われた。僕も疲れているのかもしれない。遠くに離れた“君”を想い乍ら、一日の始まりと一日の終わりを強引にすり替えて眠る。
“君”が「貴方ノ誕生日、プレゼント何ガ欲シィ?」と聞いてきた。珍しい事もあるものだ。僕は「欲しい物は皆、高価過ぎて“君”に買って貰う訳にはいかない。」と答えた「ソレナラ、言ウダケ言ッテミテ。」と言うので「1つだけ?」と尋ねると、「幾ラデモドウゾ。」と“君”は肩をすくめる。ギター、カメラ、バイク、マッキントッシュのパソコン・・・僕は調子に乗って、欲しい物をどんどん挙げていった。「あれも欲しい、これも欲しい。」まるで子供だ。これじやあ“君”より始末が悪い。“君”は終いに呆れ果て、「全部手二入レテモ、最期マデ持ッテ行ケナイデショ?」と言う。「あ、そうなんだ。」本当に最期の最期まで持って行けるのは自分の魂だけなんだ。僕は本当に子供だった。「もう何もいらないから、僕が死ぬまで傍にいてくれる?」と恐る恣る尋ねると、“君”はニッコリ笑って小さなキスをくれた。
僕等は似合いのカップルという訳じや無かった。当人同士ちやんと付き合ってるという自覚さえ無かったし“君”には彼氏がいた。ただ何となくいつの問にか出来てしまった心の隙間を、互いに埋め合っていただけだ。けれども、僕が出張で1ケ月程この街を離れたのをきっかけに“君”ともあまり逢わなくなっていった。日々何らかの危機感を感じ乍ら生きていても、その日その日の疲労を紛らわす事で精一杯。“君”の為に何かしてあげようとする気手寺ちさえどこか遠のいてしまう。あの頃より笑わなくなった“君”もまた疲れているのだろう。変わり映えのしないFMのランキングが神経を逆なでする。
Maria 2
2007-04-16「人ヲ好キニナルノニ、理由モ時間モ関係ナイ。」“君”は誰かの言葉をよく口にしていた。この街に出て来て3人目の彼も何処かのクラブで知り合ったと言っていた。店でも色んな客から冷やかされてばかりだけれど、今“君”は幸福で、誰に何を言われても笑ってばかりいる。ついこの間までしていた包帯も、彼からのプレゼントだという男物のブレスレットに替わっていた。けど、一つだけ質問に答えてくれないか?幸福な女を演じるのは疲れないか?指先のマニキュアが剥がれている所が紫に染まっているのに。本物の愛を探す手間を省く代償がそれだとしたら、淋しい女は何時までも淋しいままでしかない。僕には何も言えないけれど。
心を落ち着かせる為の様々なモノが沢山あって、でもまだそれを必要としている間はきっと人は孤独なんだろうと恩う。例えば100円で買える幸福と、100万円で買える幸福は、本当は等しいものなんだ。でも“君”は非日常的な幸福を手に入れたがる。自分自身は何も変わらないのに。
雑踏の中で片方のイヤリングを落としてしまった事に気付いた“君”は、困った顔をして「一緒ニ探シテ。」と言った。僕等はそれまで歩いて来た道を引き返し、立ち寄った店や、午前中は殆ど誰もいなかった(けれど、もう家族連れがまき散らすゴミで探し様の無い)動物園を行ったり来たりした。誰かからのプレゼントなのか、自分で買ったのかは知らないけれど、結局“君”は仕方が無いと諦めた。僕等はその辺りでお茶を飲み、帰った。それから1ケ月。残された片方のイヤリングを“君”はつける事は無かった。対となって初めて形を成すそれは、もう意味が無いものなのだろうか?ただ言えるのは、その残された片方のイヤリングは、『失くしてしまったもの』と、“君”に諦められてしまった、という事だろう。