デザイナーと切っても切れない関係にあるのがコピーライター。
SSさんは俺にとってコピーライター以上に大切なパートナーでもある。
旦那のST氏はフリーのデザイナーで、自宅を事務所代わりに仕事をしている。
笠 智衆ばりの穏やかな人で、しかも博識。
奥さんのSSさんは、普段は在宅で他の仕事をこなしているが、
週に2日だけ俺が勤める事務所に泊まり込みで出勤している。
義理人情に厚く、俺は彼女を「ねーさん」と呼んでいる。
時々週末に俺がねーさんを家まで送ることがあると、
S夫妻は夕食をごちそうしてくれたりする。
そーすると飲めや歌えや状態で、帰れなくなってしまうので泊めていただく。
最近晩酌以外で呑むといったらS夫妻のところが一番多い。
で、
昨日、ねーさんは自転車同士の衝突事故にあい、右手首を負傷した。
大した事は無いだろうと、そのまま事務所に出勤してきて仕事をしていたんだが、
午後になって急激に痛みが激しくなり、ひょっとして折れているかヒビが入っているかも
みたいなことになって、急遽社長が紹介してくれた鍼灸院に向かう事に。
そこは俺が住んでいる地域から結構近い事もあって俺が搬送することになった。
ねーさんには悪いけど、会社を早く出る事が出来てちょっとラッキーw
さて、車を小一時間走らせて紹介された鍼灸院に到着。
でもねーさんのあまりの痛がり方に「折れていてはいかん」ということでまずレントゲンを。
しかし鍼灸院にレントゲンなんてないから、近くの外科を紹介される。
レントゲンの結果、折れたりヒビが入っていた訳ではなかったが、
もともと腱鞘炎みたいになっていたところに強い衝撃が加わったので、かなりの炎症を起こしているとのこと。
安静3ヶ月、全治6か月と診断される。
再び鍼灸院に。
診断結果を伝えると先生は
「そりゃ可哀想に。そんなに休んだら仕事が無くなって大変なことになる」
「ちょっと荒療治になるが、早くよくなるぞ?いいな!」
そういってねーさんを別室に…
何が行われたか…まぁ、針を打っていたんだろうけど、
そういうことが初体験で、しかも先端恐怖症のねーさんは結構叫んでたw
暫くしてげっそりしたねーさんを車に乗せ
自宅まで送り届けた。
ST氏は「すまんなぁ」と言って笑っていた。
暫くの間、ねーさんは仕事はおろか
料理や洗濯などの家事一切ができなくなる。
箸の上げ下ろしもあやしいものだ。
これを機会にしっかり旦那に甘えるんだと
車を降りる際、にやっと笑った。
写真は前回お世話になった時の深夜2時頃のS夫妻。
酔いつぶれて眠るねーさんと
団扇でパソコンを扇いでいる旦那。
データを一括処理しているとかなりの不可がかかるので
アナログ手法で対応しているのだw
転職したら鰻屋ですな。
舟ちゃん、いい店紹介してあげてw