最近ソフトバンク社のCM
(ホワイト家族24「店頭」篇 http://mb.softbank.jp/mb/campaign/3G/cm/index.html)を
見ていて、犬のお父さんの台詞が気になった。

全てのモノには理由がある

ま、そりゃそうだけど…
そして全てのモノには意味もある訳で…

知っている人も多いのかも知れないが、
例えばグリム童話は実は残酷な話だ、とか
日本の童謡には別の意味がある、とか…

3匹の子ヤギはオオカミに襲われるという話だが、
その話の前に狼の子供が親ヤギにいたずらされていて、
怒った親オオカミが復讐に行くことになる。

なるほど。わかりやすい話だ。

だが、日本の「かごめ かごめ」は怖い。

かごめ かごめ
かごのなかのとりは 
いついつ でやる
よあけのばんに
つるとかめがすべった
うしろのしょうめんだあれ

かごめ かごめ(囲め 囲め)
かごのなかのとりは(お腹の中の赤ちゃんは)
いついつ でやる (いつ生まれてくることができるの?)
よあけのばんに(夜明けの神社で)
つるとかめがすべった (お母さんと赤ちゃんが階段から落ちた)
うしろのしょうめんだあれ(私の背中をおしたのは誰??)

かごめ かごめ(籠女 籠女)
かごのなかのとりは(籠の中の鳥=籠女=女郎)
いついつ でやる(いつ身請けしてくれるの?)
よあけのばんに(まだ暗がりの未明に)
つるとかめがすべった(馴染みの客の男と廓抜けした)
うしろのしょうめんだあれ(連れ出したのは誰?)

かごめ かごめ(囲め 囲め)
かごのなかのとりは(罪人は)
いついつ でやる(いつ放免になる?)
よあけのばんに(夜明けの晩=あり得ない時間=放免はない)
つるとかめがすべった(罪人の首を斬首した)
うしろのしょうめんだあれ(斬首した首がどっちをむいてるか?)

かごめ かごめ(籠女=妊娠した女郎)
かごのなかのとりは(お腹の中の赤ちゃんは) 
いついつ でやる(いつ生まれてくることができるの?)
よあけのばんに(夜明けの晩=あり得ない時間=この世ではない世界)
つるとかめがすべった(おめでたいこと(その象徴として鶴と亀)が滑った=流産)
うしろのしょうめんだあれ(振り向くと水子の霊が…)

…と横溝正史ばりに怖い話だが、
その昔、貧しいムラでは定期的に子供達が村長の周りを囲み、
今の「かごめかごめ」と同様のことをして、
後ろの正面にきた子供を口減らしとして殺すという儀式があったそうだ。
また、最初の訳で母親と赤ちゃんが階段から落ちた。背中を押したのは誰?というのは、
嫁のことを気に入らない姑だったという話もあるとか。

どう?涼しくなった?

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