冬の夜は忘れてしまった母の面影にくるまって
太陽がくるのを待っていた
目をつぶっていても眠れないのは
空腹のせいだけじゃない
差し出された手を払いのけたのは
疲労のせいだけじゃない
哀しみを通り越して無表情になってしまった瞳は
硝子玉のように透き通り
遠くに映るものだけを記憶する
目の前にある全てのものはただの玩具
満たされる事など無い
冬の夜は忘れてしまった母の面影にくるまって
太陽がくるのを待っていた
冬の夜は忘れてしまった母の面影にくるまって
太陽がくるのを待っていた
目をつぶっていても眠れないのは
空腹のせいだけじゃない
差し出された手を払いのけたのは
疲労のせいだけじゃない
哀しみを通り越して無表情になってしまった瞳は
硝子玉のように透き通り
遠くに映るものだけを記憶する
目の前にある全てのものはただの玩具
満たされる事など無い
冬の夜は忘れてしまった母の面影にくるまって
太陽がくるのを待っていた