雪山で遭難。辺りは激しい吹雪。ようやく見つけた岩陰にある窪みに身体を隠す。
疲労はピークに達していた。非常用にとっておいたチョコレートの最後の一片さえ口にする元気も無い。
やがて睡魔が襲ってきてうとうとし始める。「眠るな。眠ると死んでしまうぞ」
仕事とバイトを終え、家にたどり着くと部屋のエアコンを入れシャワーを浴びる。
部屋に戻ると適度に冷えていて気持ちいい。
誇張でもなんでもなく、倒れ込む様にベッドに沈み込む。
するとなぜだか先に書いた雪山のシーンが現れてきて
エアコンや部屋の電気をつけっぱなしのままで眠りに落ちてしまう。
そういえばアイスノンを枕にしていたときもそんな感じだった。
よく頭を冷やせと言う。
カッカしている時に水をかぶると正気になるのだから理にかなっているのだろう。
本当はそんな事しなくても時間をかけてクールダウンすれば
高ぶった神経もおさまって普通に眠れるのだろうけど
時間がない俺は急速冷凍でもしないと睡眠時間を確保できない。
なんだかマグロみたいで厭だな。
今まで滅多にエアコンなんて使わなかったけど
仕事が増えてから頻繁に使う様になった。
俺の部屋は大ト(ト)ロの保冷箱か…やれやれ。