会社から割と近い所に楽器屋がオープンしていて
いつも帰り道にある看板でそのことは知ってたんだけど何処にあるかまでは分からなかった。
そのことを楽器好きな同僚に話すと一度行ってみようということになり
お互いに時間があった土曜日に行くことにした。
会議のあと「昼飯食ってくる」と言って会社を出て車で15分、目的の店に到着。
こじんまりとした店だが、
試奏ブースが二つとリハーサルスタジオが一つあった。
どうも教室をやってるようだった。
ギター、ベース、管楽器が主な商品だったけど、
それほど品数が多いわけではなかった。
二人でボンヤリとピアニカやタンバリンやシロホンなんかを見ていた。
もともとはなから冷やかしのつもりだったから
本当にテキトーに眺めていただけだった。
ところが、あるギターの前で足が止まった。
値段札もついていないAriaのアコースティックギターだ。
ヘッドのロゴの形状から少なくとも10年以上前のモデルだろうと推測できる。
その割には指板は綺麗だしフレットも摩耗していない。
ネックの反りもなくボディの傷も多くない。
かなりいい状態だ。
鳴りはどんなものかと試奏させてもらうと
これがまた結構鳴る!
弾いている内に段々とギター欲しい病のウイルスが体内で増幅してしまう。
冷やかしついでに値段を聞くとこれがまたお手軽価格!
いいマスターは「やめとけ」と言い、悪いマスターは「買っちゃえ」と言う。
二人のマスターの勝負は簡単に決まり
俺はカウンターの前で金を払っていた。
随分と自分に御褒美をあげてなかったから
これくらいはいいでしょw
アコースティックギターを所有するのって
高校の時以来だからなんだか新鮮(*^_^*)