途切れ途切れの電波から君の声が聞こえる
けれど何を伝えようとしているのかがわからない
今すぐにでも会いに行って確かめたいけれど
君の居場所が掴めない

伝わらないもどかしさに疲れ果てても
一晩中君と繋がっていた

抱き合う度に二人は壊れてしまい
粉々になった破片が互いを傷付ける
それでも
受話器ごしの君の声を抱き締め続ける

二人を繋ぐたったひとつの線を
いつまでも切ることが出来ない

こんなにも深い静寂の中に囚われたまま

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