昨日は賄いが無かったので他の店に。

7~8年前にはよく通っていた「天下喜(てんかよし)」だ。
当時は小汚い店だったが、担々麺のような辛みの効いたスープと
厚切りの豚バラ叉焼が評判で、深夜でも結構客がはいっていた。

関西ローカルのTV番組に何回か取り上げられた後
店の大将はその店をたたみ少し離れた場所に新しい店を建てた。
前は暖簾一つだけだったのが大きな看板を掲げ
カウンターだけだった客席も増やしてテーブル席と座敷まで作った。
その甲斐があったかどうかは定かではない。
というのも、店が移転したのをきっかけに
俺はそこへ行かなくなってしまったからで、
その店の斜め向かいにある「福福らぁーめん」でバイトを始めたからだ。

「福福らーめん」は関西でチェーン展開している店で、
グループに「大阪ふくちぁんらーめん」「らぁめん大阪」「ラーメン叉焼屋」があり
他にもうどん専門店、焼き鳥専門店等を持つ。
そんな企業だから当然マーケットリサーチはしている訳で
「天下喜」自慢の厚切り叉焼もしっかり取り入れられている。
それだけじゃなくスープのバリエーションも豊富(しかもそこそこ旨い)なことや
価格設定や駐車場があることもあって
どうしても「天下喜」じゃなきゃ駄目だ、という理由が無くなった。
ましてやそこで働いているのだ。
当然賄いで食べれるので尚更なのである。

時は流れ…

天下一品でバイトしていると
時々普通のラーメンが食べたくなってしまう。
そうして他の店に行く訳だが、それでも随分と長い間、「天下喜」に足が向く事はなかったのだが…
昨日は本当に気まぐれで入ってしまったのだ。
新しい(と言っても、俺が入るのが初めてなだけで、随分経っているのだが…)店は既にやつれた感じで、
もう少し小奇麗にすればいいのに…と余計な事を思ってしまう。

先客が2名いた。
馴染みの客なんだろうか。大将がやたら二人に愛想いい。
客はそうでもなかったけど…
俺は普通のラーメンを注文した。
折角「天下喜」に来たのなら普通は叉焼麺を注文すべきなんだろうけど
(天下一品であっさりを頼むようなもんかね)
先日の検査結果が効いたのか、頼めなかった…orz

…とは言え、このボリュームw
厚切り叉焼が3枚と刻み叉焼!!
深夜に食べるには十分過ぎる程だ。
(…って、いつもコレ以上食ってるけどなw)
スープを一口。麺をすする。
あー、こんな味だった!
大将の腕は落ちちゃいなかった(気がした)。

旨いよ?旨いんだけどさぁ…
なんか物足りない気がしたのは何故なんだろう…

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