http://blogs.yahoo.co.jp/izakaya_yutaka/48694407.html
↑以前こんな記事をアップしたけど、
またまたtadasukoさん向きの発言を見つけてしまったので…(笑)
仕事以外にギターを弾く時間は週にどれ位ですか?
全く弾かない。弾くの余り好きじゃないから。仕事以外、ギター見ているだけです。ギターを見ながら何時間でも飲める(笑)。でも僕はギター飾ってる訳じゃないんです。大事なギターはもう3年くらい見ていないな。ちょっとした地震でも大丈夫なフライトケースに入っている。ただ持っているんじゃなくて、壷みたいなもんで、次の世代に渡す為に持っているんだ。僕のところにそのギターが来るまでに、傷が40年間でこれだけなの?って状態で来てくれたので、それを僕がわぁーって弾き倒してしまったら、そこまで繋いでくれた人達に対して申し訳ないって感じ。勿論、弾く時もあるけど、僕が次の世代に受け渡しをする時に80年前の状態で渡してあげないとギターが死んでいってしまうんです。そういうギター達だけを今、僕はいっぱい集めているんだ。ギターは重要文化財なんだ。
でも撮影したい時とか、レプリカ作る時とか、寸法を測りたい時はいくらでも貸すよ。ばらしてネックのグリップの寸法を測ったりね。年間通しても2回、春と秋の晴れた日だけにしかギターをケースから出さないから、チャンスがなければまた来年になる。一度手にしてしまうと、しまうまでに2時間くらいかかるんだ。10分弾いたら2時間磨く。すべての手の油を取らないと、化学反応が起きるから当時の塗装のままじゃなくなっちゃうんだ。乾燥剤は使わない。割れちゃうから。アコギにはりんごを入れるとか、色々な方法があるんだ。誰がこのギターを持ってて、どっから流れて来たのかとか全部わかっている。Ronnie Montrose、Joe Walsh、Rick Derringer、Ace Frehleyのギターとか、今、僕の家にいます(笑)。
ギターは面白いですよ。その時代に間違えて作っちゃったとか、その時期だけに作っていた物とか、安ければ安いほど、物がなくなっちゃうの。安いから捨てちゃうし、高いものはみんな捨てないで大事にするし。ないものが貴重なんだよ。1軒のデパートだけで売っていたクリスマス用として子供向けに作られたギターは300本しかないんだけど、僕は9本8色を持っている。これ、世界で一人だけ。あり得ないんだ、探せないものだから。
こういう話をするとわからない人が沢山います。「いやいや、ギターは弾いてあげないとかわいそうだ」って。そういう人に限ってギターを知らないので。いやいや、維持するのは凄く大変ですよ。個人でオーローズのテレキャスターを2本持っているのも、僕だけ、日本で一人だから。THE BEATLESのGeorge Harrisonが「Let It Be」の時に弾いていたようなやつね。そのもの自体はBill Gates(マイロソフトの創業者、現会長)が5,000数百万円で買ったんだけど、とても謎に包まれたカタログにも出てないギターなんだ。ローズの木が重たいから、空洞で軽くしてある…ってはずなのに2種類あったの。要するに空洞になっていなくて、全部が木の板の1枚の板になってたってのがあったの。'69と'70と2本ね。
なるほどねぇ。
最近はyoutubeでよっちゃんの動画をよく観てます。