今日はモモの葬儀。
ちょうどお昼からという事だったので
その前にT嬢を迎えに行く。
彼女は少しやつれた姿でモモの亡骸を抱え、母親に付き添われて下りてきた。
葬儀が行われる動物霊園は
彼女の家から車で15分ぐらいの高台にある比較的新しいところだった。
荼毘に付された後の収骨が一番辛かったかな…
骨壺はとりあえず納骨堂に納められることになり
俺達は霊園を後にした。
澄んだ青空に昇っていた煙はすっかり消えていて
そのあまりの青さが余計に切なくさせる気がした。
さよなら。