カメラ熱再燃!
2013-07-02我が家に新しいカメラが来たこともあり、カメラ熱が再燃している今日このごろ。
Rocky君が実家にあったEOS650に萌えあがっているという記事を見て
そう言えば…と思ったことでも書いてみようかと。
そもそも子供の頃から絵や写真を見るのは好きだった。
絵は親父が看板描きだったから、道具や材料はまわりに好きなだけあった。
カメラはあるにはあったけれど当時の自分には難しいものだったし、
親父も自分には持たせてくれなかった。
そうして絵ばっかり描いていた内気なこうちゃんが出来上がっていく。
ただ写真は好きだったのには変わりがないので
家族で旅行なんぞ行くと必ず観光地の風景写真が印刷された絵葉書を買ってもらったものだ。
そうして時が過ぎ、デザインの専門学校に進学した際、初めてカメラと向き合う事になる。
仲の良かった高校時代の友人Tに頼み込んで彼のカメラを貸してもらって、
暇さえあれば写真を撮りに行った。
学校にも毎日のように持って行った…それがCANON AE-1 PROGRAMだ。
AE-1 PROGRAMは1976年に発売されたAE-1の後継機で、プログラム露出などが加えられた機種。1981年発売。
その後某デザイン会社に就職しそこで知り合ったカメラマンと仲良くなり、
流れで彼のカメラを譲ってもらうこととなった。
それがCANON A-1だ。ワインダーも勿論取り付けた。
A-1はピデオがVHSとBETAに別れたみたいにシャッター速度優先陣営と絞り優先陣営とに別れていた中、両方優先+プログラムAEなど5モードAEを搭載したモデル。1978年発売。
それまで主に風景写真ばかり撮っていたのだけれど、ライブ写真も撮るようになった。
バンドをやっていた頃の仲間を中心に撮りまくっていたら、その輪が段々と大きくなった。
僅かばかりのボーナスが出たら、その殆どをつぎ込み手にしたのがCANON EOS RTだ。
RTはRocky君が持っているEOS650をベースに「ペリクルミラー」という固定式ハーフミラーを搭載した機種。これにより露光中(シャッターを切っている間)ファインダー像が消失しない。また、レリーズラグタイムが0.008秒(RTモード)なので、長時間露光、ストロボ撮影、スポーツ・報道写真など「決定的瞬間」を重視する撮影には非常に有利な機種。1989年発売。
これまでがいわゆる銀塩フィルムのカメラで、自分が30歳ぐらいまではこれで撮影をしてきた。
けれど、自分の中で様々な要因が重なり、撮影から遠のいてしまう。
その間に世の中はデジタルに変わっていき、愛用していたフィルムが市場から消えて行った。
転機が訪れたのは前の会社に入った2005年。
仕事でデザインだけでなく、撮影も自ら行うことになり
購入したのがCANON EOS KISS DIGITAL(初代)。
初代の発売は2003年。普及型デジタル一眼レフカメラの先駆けとして注目された。
それから数年間、仕事でもプライベートでも大いに活躍したのだが、
経年劣化のせいか使い方が悪いのか故障が続きだした。
そこで止むなく購入したのがCANON EOS KISS X2(4代目・2008年発売)。
これにはバッテリーグリップも装着し、使い勝手は格段に良くなった。
ただ、このカメラは2年程しか使っていないのに壊しちゃった…
X2と同時に某家電量販店のポイントカードでサブとして購入したのがCANON POWERSHOT G10(2008年発売)。
風景よりも我が家でのギター撮影用として使う事が殆ど。
そして…
先日も記事にしたニューカマー。CANON EOS KISS X6i(8代目・2012年発売)
AE-1Pで登場した友人Tが結婚祝いにと贈ってくれたメモリアルカメラ(笑)
手にした直後に入院となったのでまだ何も撮っていない。
とりあえずバッテリーグリップはつけました。
ケータイやスマホで気軽に写真が撮れる(しかも高画質)時代になぜ一眼か…
難しい事はわからないけれど
四輪車ならオートマよりマニュアル、二輪車ならスクーターよりオートバイ、
ギターならごちゃごちゃ付いてるやつよりテレキャスター。
自分の感性のベクトルはそういう方向に向かっているからでしょうか。