タバコの封緘を集めて送るとオリジナルのジッポーが当たる、というプレゼント企画が長い間続いていた。
かつて自分もそれで当てたこともある。
もう失くしてしまったけど。
かつて自分もそれで当てたこともある。
もう失くしてしまったけど。
毎回デザインが違うジッポーが出るので
封緘集めは止められない。
気に入らないデザインの場合は次のチャンスの為に日々集める他ない。
ところが最近、プレゼントの応募方法が変わった。
タバコの中にカードが入っていて、
そこに載っているQRコードとパスワードをスマホに入れると、
アタリハズレがすぐに判るというものだ。
つまり、これまで集めてきた封緘はまさに紙屑となってしまったのだ。
企業も参加者も手間を惜しんだ結果。
仕方ないとはいえ、何だかせつない。
ひとの時を想う、をキャッチコピーにしたCMを展開する企業がやる事なのか?
紫煙をくゆらせながら封緘を切り取り、
長い時間をかけて集め、
気に入ったデザインのジッポーに思いを馳せながら台紙に封緘を貼り付け、
ポストに投函後は指折り数えて結果を待つ…
或る意味、そんな豊かな時間まで奪われた気がしてならないと思うのは自分だけなのだろうか…
集めた封緘、1,000枚近くあると思うんだけど、
なかなか捨てる気になれない…
ただのゴミになってしまったのに。
ここで自分がアホやな、と思うのは、
未だに封緘を集めている、という事。
もう何の役にも立たないのに…
習慣て恐ろしい(笑)