最初はすんなりできると思っていたのですが。
なかなかどうして難しい(笑)
50年ほど前のギターのデカールを復刻させたい
これが今回のクライアントからの依頼でした。
見本の画像もあるのでこりゃ楽勝と踏んでいたのです。
が…
まずはその見本の画像をごらんください。
これを元に背景を飛ばして文字だけにしたのがコチラ。
元画像の解像度が低いためジャギーが酷い。
これをそのままプリンタでシール印刷してもいいのだけれど
汚いのが目立つのは目に見えてる。
となると一から描き起こしになる訳で…
とりあえずブランド名と機種名。
そのものズバリとはいかないです。
もう50年前のフォントはなかなかないんです。
似たようなやつで代用しました。
細かい修正はこれからですね。
そういえば…
自分がこの世界に入った時はDTPがなく、文字は写真植字(写植)でした。
欧文書体の写植はバリエーションがなかったこともあって
モンセンを使ったものです。
モンセンとはいわゆる欧文書体の見本帳で、
いろんな書体が載っており、それをトレススコープ(通称トレスコ)やコピー機で本から写し取り、
切ったり貼ったりしてロゴやキャッチなんかを作り、それをまたトレスコで焼いて清刷りを…
見本を見ながら自分でレタリングすることもしばしば…
今から考えるとすんごい時間かかってましたね…
最後は社名のMIYUKI IND. CO.,LTD.ですが。
このフォントに近いフォントがなかなか見つからないので困っているのですよよよ。
確かに昔はよく見かけた気がするのですが…そのフォント名すら浮かんで来ません…
さてさて、どうしましょうかねぇ…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.