1月10日、デヴィッド・ボウイが亡くなった。
彼の音楽的な軌跡(奇跡でもある)は敢えてここで書くまでもないだろう。
グラフィックデザインを生業にしている自分にとって、
デヴィッド・ボウイといえば、この衝撃的な写真が脳裏に焼き付いている。
1973年のワールドツアーのために山本寛斎氏がデザインした衣装。
撮影は鋤田正義氏。T.Rexの写真でも有名。
このブログでも記事にしたかもしれないけれど、
2013年に大阪で催された鋤田氏の写真展でこの写真のオリジナルプリントを見た。
写真という2次元空間にいながらボウイの存在感は半端なく、見るものを圧倒する。
アルバム「ジギー・スターダスト」を発表し、1年半かけて世界を回ったボウイ。
この活動を通してグラムロックの代表的ミュージシャンとしての地位を確立したと言ってもいい。
自身が歌ったスターマンみたいに星になってしまったボウイ。
いつまでもその強烈な光を放っていてほしい。
R.I.P.