このロゴ、自分が個人的に仕事するときの屋号みたいなもので、
ここを訪れてくださる一部の皆様はご存知のことかと思います。
で、一応このロゴの中に業務内容を入れていて、
デザイン、写真、ディレクションと明記しております。
で、でもね、
実際のところ写真に関しては全然プロフェッショナルとは言えないの。
ドシロートってわけではないけれど、
ハイアマチュアには遠く及ばない。たぶん。
まぁ、今まで撮影でお金とったことないから…あ、いや昔あった(笑)
と言っても友達のライブを撮って、報酬は打ち上げでタダ呑みとかだけど。
話はちょっと変わって。
最近、ギターの撮影のことをいろいろ勉強してて。
で、とある写真スタジのサイトを見ていたの。
でね、ここからが本題なんですが。
そのサイトでは実例として '71年製のレスポールカスタム/ブラックビューティーの
撮影工程を公開してまして。
まず本体全体の撮影、
次にパーツごとにライティングを変えての撮影
最後に合成、といった流れでした。
詳細は省きますが、たった1枚の写真でさえ分業して作っていくわけですね。
少なくてもディレクター、カメラマン、レタッチオペレーターの3人チームで。
「ボディからヘッドまで1つのライティングでは、色や質感まで表現することは難しく時間もかかる。
このような場合はパーツごとにライティングを変えて撮影します。
ボディはラウンドトップで、更に色は黒なので特別なライティングが必要。
明るい色やバースト系の色とでは照明の写り込み方が違います。
ローズネックよりも色の濃いエボニー指板は素材感を出すのが難しい。
そこでライティングを条件に合わせて変更し複数のカットを合成します。
ボディ、ピックガード、ネック、ヘッド、ブリッジ等各部に最適なライティングで撮影した
複数のカットをオペレーターが画像処理で更に質感を高めるなどして合成します。
もちろん、一発で撮る方法もありますが、
画像処理の技術を使えばギターの色やイメージに合わせて背景の素材を無限に選べることや、
パーツの切り抜き等、その他の媒体への流用が可能なのが利点です。」
…だそうです。
すごいね。
こうやって分割して撮ってそれぞれを処理していけば、
そりゃすごい写真の出来上がりなんだろうけど。
すんげー大変そう。
芸術写真と違って、商業写真のクオリティーの追求はホントすごいわ。
同じようにすることはないだろうけど、
ポイントは大体同じだね。うん。
がんばろ。