エスクワイヤ最大の(回路的な)特徴はトーン・コントロールにある。
現在まで流通しているテレキャスターは一般的に2PU仕様で、3WAYピックアップセレクタでピック・アップ(フロント、フロント+リア、リア)を選択し、トーンコントロールは(今までに作製された一部を除いて)全てのピック・アップに有効なスペックに仕上げられている。
それに対しエスクワイヤーはリア・ピック・アップが一つのみのスペックであるため、搭載されている3WAYセレクターの役割が異なり、内部に独自のトーン回路が内蔵されている。
このスイッチは(テレキャスターで言うところの)リア側にするとピック・アップの信号がバイパス状態になり、トーン・ノブを回しても一切の音色の変化がない(ボリュームは有効)。センターの位置にスイッチを動かすとトーン・ノブが効き、左に回せば高音がカットされる回路(ハイ・カット)が効くようになる。フロント側を選択するとトーン・ノブの動きに関係なく「トーン0」の状態になり、センター選択時のトーン・ノブを絞りきったときと同様なハイ・カット・サウンドになる。

以上、wikiからの抜粋。