小学生の頃、学年で3つぐらい草野球チームがあって、
自分が所属していたのは「玉ねぎオニオンズ」
ポジションは肥満児だったので当然キャッチャー。
漫画「ドカベン」も読んでいたので満更じゃなかったと記憶している。
残念なことに自分の野球経験はこの1年とちょっとが全て。
楽しかったんだろうけど、本気でやろうとは思わなかった。

そんなだから、上手い選手ではなかった訳で、
まぁ放課後の時間潰しでやっていたことだから何の問題もなかった。
けれども三振するとやっぱりちょっと恥ずかしい。
本人は山田太郎のイメージだったから(笑)
中でも見逃し三振が一番カッコ悪い。
全部振って当たらない方が逆に潔い。

暗くなってもうボールが見えなくなるまで走り回っていたはずだけれど、
合間に眼に映る夕日は今よりずっと綺麗だったはずだ。
18時を過ぎると何処かのおばちゃんが「もうご飯だから帰りなさい」と言ってた様な気がする。

大人になってから夕日の写真を撮る様になった。
何でかはよくわからないけど単に癒されたかったんだろうと思う。
ある時期は毎日の様に撮っていたんだけれど段々それも出来なくなっていく。
その時間帯はまだパソコンにかじりついて仕事をしているからだ。
そうやって「見逃し」ているんだ。

80歳まで生きるとして、人は29,200回の夕方がある。
けれども、雨天とかで夕日が見られるのはそれ以下だ。
自分の残りの人生だとあと9,000回以下。
そう考えると何だかな…

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2 Comments

  1. いつもそこにある日常が今日もそこにあることについて、もっと大切に過ごさなければならないなー等と感じています。

    1. pitchさん…ホントそうですよね。でも一方でダラダラ過ごしてしまう自分がいて…困ったもんです。はい。

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