一日の出来事を記すことは容易くても
一日の心の推移を記すことは容易ではない
ましてこの胸の内を晒したところで
一体何が変わるというのか
誰かの同情を乞いながら過ごしたところで
満足出来る筈もない
それでも
君の声が聞きたくて
君の手に触れたくて
夜の海を彷徨ってしまう
朝が来るまで探してしまう
君との僅かなやりとりを糧に暮らしを継続させる程
ひ弱になった精神を
早く捨て去ってしまいたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.