追悼

2006-10-20

俳優の藤岡琢也氏が亡くなられた。
今日20日の午後3時18分、慢性腎不全のため都内の病院で息を引き取られたそうだ。
76歳。

藤岡琢也と言えば、世間一般ではTBSの人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の
岡倉大吉役の印象が強いのだろう。

不謹慎な話かもしれないが、そのドラマを殆ど見ていない俺にはピンとこない。
俺の中の藤岡琢也は、やっぱりあのCMの人なのだ。

そう、「サッポロ一番みそラーメン」である。

ちいさな女の子と一緒にみそラーメンを食べる彼の姿が今も脳裏に浮かぶ。
俺が「サッポロ一番みそラーメン」の大ファンであることは前にも書いたが
味だけでなく、彼の演技というスパイスが効いていたからこそ
ここまでのファンになったのかもしれない。

ご冥福を心よりお祈りします。

合掌。

おいおい…

2006-10-17

晩飯の一品にカツオのたたきがでてきた。
何かが違うと思いながら一口…あ、甘い(>_<)

うなぎのタレや…

おかん!何してくれんねん(-_-;)

この前の柿にトンカツソースといい、今夜といい
我が家は確実に

病 ん で る な …

today's lunch

2006-10-16

メタボな俺は投薬治療以外にも食事制限が課せられている。
まぁ、そんなに厳しいものじゃないけど…。
油ものは控えて、食べる量も抑えるぐらいでいいそうだ。

昼になって弁当箱を開ける。
ご飯には味付けのりが2枚乗っていた。
どっかで見た形だなと思っていたのだが…Soft Bankのマークw

で、おかずの方を開けてみると、なんとトンカツが…!
毎日はタブーだがたまには食べないと体がもちましぇん。
つけあわせにキャベツの千切りとジャガイモをふかしたやつ。
小分けされたトンカツソースをまんべんなくかけて

い た だ き ま す w

うむ、久しぶりのトンカツ、旨いぞ!!
お、さすが新米で炊いたご飯、冷えていても旨いじゃないか!!
トンカツのはしっこ!!脂が旨い!!
キャベツを口に入れてちょっとすっきりさせてから
いざジャガイモを…

!Σ( ̄□ ̄|||) ん?
「シャリッ」って何の音だ?

噛むたびに「シャリッ」「シャリッ」…
すると口の中からソースの酸味と甘味以外の変に甘~い味が!

柿でした…

久しぶりのトンカツに目を奪われて
ジャガイモと柿の区別がつかなかったなんて…orz

(@o@)オェー

時を削る部屋で…

2006-10-02

プロ野球にさほど興味を示さない俺でも好きな球団や選手の一人ぐらいはいるもんだ。
昔は南海ホークスが好きだった。近鉄もまあまあ。阪急もそこそこ。

みんななくなってしまったとこばかりだなw

ま、それはさておき。
「~打線」という言い方があって、「いてまえ打線」とか…あとは知らんけどw
まぁネーミングのセンスは別として、そういう名前がつくと応援のしがいがあるんだろうな。
で、あるニュースで日ハムの1~3番を「サッポロ一番打線」と言っているのをみた。
1番・森本、2番・田中、3番・小笠原。ほほう。確かにいい仕事をしている選手たちだ。
ただ、やはりプロ野球にさほど興味を示さない俺としては
やはりラーメンで勝負したいところ。

製造元のサンヨー食品をググってみた。

サッポロ一番 しょうゆ味… コシのある香ばしいめんに肉エキス、香味野菜エキスなど、うま味成分と特製スパイス付の飽きのこないスープ。
サッポロ一番 塩らーめん… コシのあるめんにスープはさっぱりした塩野菜風味。別添に切りごまを加え、ほのかな香りが食欲をそそる。
サッポロ一番 みそラーメン… 赤みそ・白みそと野菜エキスに程良い香辛料を加えた特製スープ。別添の七味唐辛子が非常にマッチ。
サッポロ一番 とんこつラーメン…九州産とんこつエキスをベースにしたスープに、ごまやネギ、香辛料、そして隠し味にしょうゆを加えてキレと深みのある味わいに仕上がっている。
サッポロ一番 ごま味ラーメン… 栄養豊富な切りごま付きの、しょうゆとごまの風味を生かした香り深いしょうゆ味ラーメンです。中国・四国以西の西日本限定。

…すごいラインナップだw

俺的にいうと1番はまずあっさりと塩だな。なんかこう、先頭バッターバントで出塁、みたいな感じ。
2番、ごま。関東の人には馴染みがないかもしれないが、うどんやそばの薬味に胡麻はけっこういけるのだ。シソの葉(大葉)を刻んで加えるとなおヨシ。三遊間を抜ける当たりかもしれない。
3番、とんこつ。パワーヒッターでありながら意外にあっさり。ま、メジャー(ラーメン屋で出てくるもの)との差は否めないが、そこは今後に期待したいところだ。
さぁ、そして期待の4番はみそ。賛否両論あるのはわかるが、ここは譲れない。俺の中ではキング・オブ・ラーメンなのだ。作るときにお湯を少なめにしてスープを濃くするのがポイント。2人前ならペロリだ(そりゃメタボにもなるわなw)。走者一掃のホームラン!!
5番、醤油。最も人気がある選手だが、基本に忠実過ぎてちょっとつまらん。だが、それだけに仕事は確実だ。センター前。後につなげる…

は、はらへってきたw

パスタな想い出

2006-09-23

昔々、子供の頃(多分小1ぐらい)、母親が出かける際「これで好きなものを買って食べなさい」と
昼食代として1000円くれた。
当時の1000円は…っていうか俺にとっては大金だった。
お年玉でも500円札がフツーで、1000円もくれたら満面の笑みで「おじちゃん、ありがとー」もんだった。
とりあえず出費を最小限に抑え、残りを小遣いにすべく俺は家を出た。

さて、その1000円を握りしめ近くのスーパーへ。
馴れない大金を持っていることと何を買って食べようかで心臓は16ビートw
シンコペーション(不整脈)までは入ってなかったと思う。
飢えたオオカミ(実際は子豚ちゃんw)のように獲物を求め、売り場を何回も回って食べたいものを探す。
お惣菜コーナーには子供の好きなマカロニサラダをはじめとするマヨで味付けした各種サラダや
唐揚げ、天ぷらなどが並んでいて、目が釘付けになる。好物ばかりがそこにあるのだから無理もない。
もう少しでイカリングフライに手が届くか、というまさにそのとき天の声が聞こえた。

「それは今すぐに食べることができるが、1パックだけじゃ量が足りないだろう。」
「たくさん買ってもいいが、小遣いが無くなってしまうぞ。それでもいいのか?」

俺は伸ばした手をひっこめ、再び売り場をまわりはじめたんだ。
そしてついにある場所に辿り着いた。スパゲティの乾麺が山のように積まれていて
いくらだったかは忘れたが、特売だったような気がする。
「これだ!!やっぱりこれしかないんだ!」俺はそいつを手に取った。
300gって書いてある。

…以前、母親と買い物について行ったときのことを思い出した。
別の店でポテトサラダを300g買い、それが夕食に並んだとき、
俺は旨い旨いと言いながら、両親の分まで平らげたんだっけ。

「よし、これなら一袋買うだけで他はなにもいらないな。」
そう確信して俺はゆっくりレジのほうへ歩いていった。

家に着くと早速調理開始。
だが、そこはやっぱり子供。作り方がよくわからない。
とりあえず袋の裏面に書いている通りに麺を茹で始めた。
次はソースだ。
しかし、頼みの綱の袋にそんなレシピが書いてあるはずも無い。

あ た り ま え だ w

どうしよう…悩んだ俺はある結論に達した。
玉子かけごはんが好物だった俺は、あれと同じ手順で味付けすりゃいいんじゃないか、と考えた訳だ。
和風カルボナーラであるw
今でこそパスタの定番メニューだけど、30年以上も前には日本中どこを探してもなかったはずだ。さすが俺w
そして茹で上がった麺を大皿に盛り、たまご2個と醤油を…

「いただきま~す」

買い物という冒険乗り越え、調理における苦悩を経て
裏切りのない完璧な味付けwに俺はちょー感動しながら食べ…
…ていたのだが、食べても食べても量が減らない。

あ た り ま え だ w

茹でたら量が増えることを誰も教えてくれなかった…

とりあえず根性で食べきった。
夜になって腹をこわして両親に笑われた。

あ た り ま え だ w

今でも時々パスタを作る。さすがに和製カルボナーラではないけどw

あのとき残った小遣いは何に使ったんだろう…

サンマ

2006-09-08

サンマ…シーズンですな。
俺の中でサンマとサバ塩はいつも戦っていて、大体サンマが勝つ。
そしてサンマが食卓の上ると、他の物には目もくれず、一気にサンマだけを食らいつく。
添え物の定番、大根おろしや、すだち、醤油さえもかけずに、だ。
内臓や身はおろか中骨もガシガシいく。
残るのは頭と尾だけ。
純粋にサンマだけを完全に味わった後でごはんに箸が向くのだ。

当然、おかずはない。

ごはんと味噌汁と漬け物だけのささやかな食事。
しかし、食べきったばかりの余韻にひたりながらごはんを口に入れると、まだ口の中に残っているサンマの脂がごはんとからまってサンマご飯に!
醤油を数滴たらしたくなる気分を押さえつつ、味噌汁で流し込む…まさに至福の時!
心の中はスタンディングオベーションだ!!

最近、本当に新鮮なサンマに出会えていない。
スーパーで売られているサンマは腹が美味しくない気がする。

かなり前にある漁港近くの店で食べたサンマづくし(焼いたり、刺身にしたり、すり身を揚げたり)が、忘れられない…
その時の塩焼きの腹は全然苦くなかったなぁ。
頭と尾しか残さなかった俺に店の主人は「そんなに好きなら」と、もう1尾焼いてくれた。

よく考えりゃ失敗?

2006-08-12

撮影用の照明のスペアが無くなっていることに気付き、日本橋へ買いに走った。
午後からの会議が長引いたこともあり気分が滅入っていたので、丁度良い気分転換…になるはずだった。
なんだか知らないが渋滞に巻き込まれ、店に着いた時点で結構疲れてしまった。
必要なものは前もって連絡済みだったので買い物自体は手早く済ませることができた。だが、そこは日本橋。
東京で言うところの秋葉原、つまりパソコンやデジカメやオタクが好きそうなものがどっさりある街で、
すぐに会社に戻らなければいけないのだが、つい「intel macってどんなんや」という以前から持っていた疑問を解消すべく
某店内へ…2時間もいちゃだめだよなぁ…

会社に戻るとスタッフが今回撮影するものの準備に追われていた。ばたばたした中で比較的順調に撮影が進み、先ほど終了した。
モニタで1点1点を確認しながらふと気付いた。
この画像、実はハマチを生姜醤油で焼いたものだが、なんでこんな西洋料理っぽい盛り付けをしたんだろう?
ふつーに和のテイストでいーんじゃねーか?

「おーい、撮り直しでき……」スタッフが試食を始めていた…

最近、こんなことばっか…orz

ビール呑みたい…

2006-07-28

本職ではないんだけど、行きがかり上撮影の仕事もしなければいけないことがある。
学生時代に独学で勉強した知識も使い果たしているというのに…

とはいえ、撮影は上手くはないけど、嫌いじゃない。
かわいいモデルさんを撮るなら尚更だ。

けれど今夜俺が撮影したのはチンジャオロースーだった…
あー呑みたい…

茶色い弁当

2006-06-30

子どもに夢を見て欲しいと願うのは、親やじいさん、ばあさんといった家族だけではないはずだ。
俺の親も俺が子どもの頃は同じように願っていたに違いない…はずだ。
にもかかわらず、俺が学校に持っていく弁当には夢が無かった。
周りの連中は赤や黄色や緑がバランスよく配置されたまぶしいばかりの弁当を自慢げに広げて楽しそうに食っていた。
型抜きされた野菜やタコさんウインナー、冷食のハンバーグやカニクリームコロッケなど、俺の弁当箱には入っていないものばかり。
「俺んちは貧乏なのか?」と真剣に悩んだものだ。
大体俺の弁当に入っているのは炙ったスルメに七味と醤油がかかっているものや、ぜんまいと厚揚げを炊いたもの、れんこんと里芋を煮たもの、鰯や鯖の煮付け…おかずというより酒のつまみ(流石に刺身は入ってなかったが…w)白ごはんのうえにはかつをぶしやとろろ昆布が乗り、これまた醤油がかかっていたりする。まさに茶色の世界…orz かなり長い間そんな弁当ばかり食ってきた。
おかげで酒飲みにはなれたがw
夢を持った大人にはなれていないかも。

今も年老いた母が毎日のように弁当を持たせてくれるが、時々大技を披露してくれる。
うな重弁当(ごはんとうなぎのミルフィーユ?)や、焼きそば弁当(炭水化物しか摂れない…)が最近のヒット作。
最初はついにボケたかと心配したものだ。

おかん、明日も頼むで~