BILL’S BROTHERS SG ’61 STANDARD MODEL
2015-10-15人生初のSGです。
今朝到着しました。
これまで何度か入手しようと思いつつ
やっぱりいいや、の繰り返し…
今から考えると勿体ないというか、もっといい出会いがあったはず。
でも、タイミングなんでしょうね…
SGがかっこいいと思ったのはテレキャスがかっこいいと思ったのとほぼ同時期。
アンガス・ヤング、トニー・アイオミ、エリック・クラプトン、ピート・タウンゼント…
そんなビッグネームに憧れ…たわけではないのだ実は(笑)
自分が若い頃に聴いていた音楽の中に「ストリート・スライダーズ」があって、
その蘭丸(土屋公平)のプレイにシビレていたのですよ。
尾崎や浜省だけじゃなかったんですねー(笑)
あと、同時期だと「プリンセス・プリンセス」(笑)
中山加奈子さんもずーっとSG使いですね。
あまり意識はしていなかったんですが、音は耳に入っていたかと。
そういえばスライダーズもプリプリもテレキャス×SGの組み合わせでしたね♪
そっからもう少し大人になり、おっさんに変化していくなかで
前述したレジェンド達の音楽に触れていくわけですが…
彼らの音楽より自分に入り込んでいったのがブルース・スプリングスティーンで、
初めてのエレキがテレキャスだったこともあって、
テレキャス好きがどんどん加速していったのですねー。
おっと、横道にそれまくりました。
ともあれ、SGがやってきました。
オークションではいろんなメーカーのSGが出ていましたが、
これまで何本かのテレキャスでその良さを確信していたので、
ビルズブラザーズのものに狙いを定めて一発で仕留めてやりました。
とりあえず、開梱して、表面をササッと拭き上げて、
指板にオレンジオイルを染み込ませて、写真を撮って。
それから会社に出勤しました(笑)
帰ったら本格的にクリーニングして弦を張ろうっと。
二本の赤いツノ
2015-10-13 実はもう2時間以上、この本文を書いては消し、書いては消しを繰り返しています。
別にここに書き記す必要性は全くないのですが。
それでも書こうとするのは、
やはりどこか後ろめたい気持ちや、自分を裏切った言い訳をしたいんだと思うのです。
ウチの猫たちには新しい爪研ぎを買い与えました。
妻には美味しい海鮮漬け丼を作ってあげました。
猫たちは可愛い仕草で私を癒し、
妻は少々酒臭くなりながらも優しい微笑みをくれました。
なのに。
なのに。
私の心はそこにいませんでした。
手を伸ばせば容易く触れる場所にいながら私の心だけが遠く離れたところで独りで14人との敵と戦っていたのです。
もちろん妻や猫たちにはそんな素振りを微塵も感じさせずに。
私は決して強い戦士でも勇者でもありません。
少しでも気を抜くと負けてしまいます。
私は注意深く戦況を見ていました。
最後の一瞬に全てを賭ける。
これが私に出来る唯一の戦術です。
しかしそれは自身に課した戒めを破ることでもありまし…
え?長過ぎる前置きはもういらんって?
ハイハイわかりましたよ。
またポチっとやってしまいました!
今年は1本しか買わないと言いながら。
あーなんでこうなるかなー。
メンタル弱過ぎやんかいさー。
で、なにをポチったかって?
それは届いてからのお楽しみってことで(笑)
え?二本の赤いツノは奥さんのことかって?
いやいや、彼女にはちゃんと了解取っているから怒った赤鬼にはなっていないです(笑)
まぁその辺のこともそのうち明らかになります。
おっともうこんな時間。
明日からまた厳しい労働ですな。
みなさんも頑張ってくださいね。
ではおやすみなさいませ♪
COPY
2015-09-07左がエルク・カトラスCT-410
右がグヤトーンLG-20
どちらも70年代製で勿論国産です。
1949年、フェンダーはエスクワイヤーを発表し、翌1950年にブロードキャスターとして発売。
しかし商標登録の問題でブロードキャスターの名称が使えなくなり、
テレキャスターに名称を改めて1952年に販売された。
1PUタイプのエスクワイヤー、2PUタイプのテレキャスターの2モデルから
50年代後半にはローズウッド指板モデルの追加、
60年代後半にはピンクペイズリーやブルーフラワー、シンライン、オールローズを発売。
70年代には更にカスタムやデラックスがバリエーションに追加される。
細かい仕様の変更は別として、
テレキャスターの進化はある意味この70年代で終わっている、と言ってもいい。
80年代にエリート、2000年以降にカブロニータ、
ダブルカッタウェイなどの魅力的なモデルがリリースされているものの、
それ以外のモデル(レギュラー・カスタムショップ問わず)に関しては、
オリジナルを超えるものは出ていない。
当時の日本のギタービルダー達は、およそ20年の歴史を持っている、
この完成されたテレキャスターというギターを自分たちの手で作ろうとした時、
どれだけ研究し、模倣し、オリジナリティーを組み込もうとしたのだろう。
グラフィックと違いプロダクトデザインは美しさだけではなくそこに機能的であることも求められる。
特にフェンダーのギターは非常に効率的に作られているので、
まんまコピーした方が楽で品質も良かったかもしれない。
しかし、60~70年代始めはコンピュータ制御の工作機NCルーターがまだまだなかったり、
あっても高額過ぎて中小企業はなかなか導入できなかった。
当時1ドルが300円~360円?
研究のための見本も本物ではなく、その写真だったとか。
採算面の問題で他モデルとのパーツの共通化を強いられたり、技術的に難しい部分は簡略化したり…
けれども当時のギタービルダー?クラフツマン?いや、職人達は頑張った。
少なくとも自分はそう思う。
oceanさんはもっと思っているに違いない(笑)
そんなギター達が手元にあることを嬉しく思う。
安易にパクりまくって儲けてる某デザイナー(俺じゃないよw儲けてもないしw)とは訳が違うのだっw
しかし、ユーザーはそんな職人達の思いも知らず、
へんてこりんなコピーより、オリジナルにより忠実なコピーを求め始める。
やがて多くの国産ギターメーカーは完コピ合戦を繰り広げ淘汰されていくのでした…
エルクもグヤトーンもなくなってしまいました…
俺が生きている間は大事にしよう。
GRECO J-65E ’80
2015-06-14 いつもの場所で…
鳴らない、と言われる本家J-160Eですが。
こいつは普通のアコギ並みの生音が出る様で…
まぁ本家なんぞ弾いた事ないんで、これをリペアしてくださった方のご感想です。
発送前、若干弦高が高いかな?順反りしてるかも?と思っていたので、
インレイの加工だけではなく、ギター全体のチェックもお願いしていたのですが、
実際の所、ネックに反りはなかったようです。
ただ、ネックの取り付け部分で元起きしていると…
現在、1,6弦ともに12上で3.5mmです。
ブリッジやサドルの加工を施せばセッティング出来るそうですが、
ローコードをジャカジャカかき鳴らすしか能がない男のギターですから
そこはそのままに。
ただ、それなら弦はエクストラライトゲージを奨められました。
なるほど~。
さて、ちょっくらお出かけしてきます♪