ネオンに解き放たれるまで…

2007-04-27

俺が二十歳から26ぐらいまでの間に通っていたスナック「ベル」

店のママは洋子ちゃん(普通のおばさん)といって、
あんまり水商売の女って感じのしない人だった。
朗らかでよく気がつく癒し系だったと思う。
そんな彼女の人柄もあって店にはいろんな客がきていて、
何人かのお客さんと名刺交換もしたりした。
例えば…
プランニング会社の社長さん(あやしいw)
バイク屋の店長さん
新聞販売店の配送員さん
医療機器製造メーカーの技術屋さん
楽器の販売員さん
証券会社の社員さん
エレクトーンのインストラクターさん
女性下着の販売員さん
運送会社の社長さん…
みなさん、当時の俺よりずっと年上で、よくかわいがってもらったな。

バブル景気の名残も無くなる頃になると
あんなに賑やかだった店も嘘みたいに静かになった。
洋子ちゃんは俺をカウンターの中に立たせて
自分はカウンターで呑んでいたりした。

水割りを作ったり、カラオケをセットしたり、おしぼりを渡したりしながら俺も呑んでいた。
高校生の頃、学校にも行かず場末のラウンジで働いていた事が
こんなところで役に立つとは思いもしなかったけど(笑。

客が帰るチェックの時はママにしてもらって
カンバンの後は、気心の知れた数人の馴染みと2時ぐらいまで呑んで、
そのままラーメンを食いにでることもあったし、
車でママをマンションへ送り届けてから帰る事もあった。

実は尾崎が亡くなってから俺は今の仕事を辞めた。
月に200時間を超える残業の上に、夜はそんな暮らしだったこともあって
肉体的にも精神的にも限界だった。
張りつめていたものが途切れ、叶いそうな夢が消えた。

俺が俺でなくなったし、
逆に俺じゃなかった俺が俺になったのかもしれない。

そして俺は「ベル」に通う事もやめた。

10年後…俺は再びこの業界にカムバックした。
自分の中でやっと喪が明けた気がした。

その10年の間にいろんな事が大きく変わっていて
それまで手作業で行っていたものがパソコンで行うようになり、
自由を与えられた代わりに、細部にまで自分の責任が問われるようになった。

そして今。
最近、昔の仲間と呑む機会があって、その時に「ベル」のことを耳にした。
洋子ちゃんは結婚して店をたたんだらしい。
俺が店に顔を出さなくなった翌年の暮れの事だったそうだ。

楽しい時も、辛い時も一緒に呑んだくれていた洋子ちゃん。
電車が走り出すまで店を開けてくれていた洋子ちゃん。
そして…

今も歌っているかい?

今度は…

2007-04-26

写真週刊誌フライデー(5/11・18合併号)に尾崎の記事。

GW特別企画
没後15年、秘蔵フォト(父・健一氏が提供)で"伝説の生涯"を振り返る
尾崎豊「オレたちのカリスマ、その愛と死」

人には誰しも、「自由」と「愛」をひたむきに追う時期がある。
だが、全生涯をかけて、それを追求した男がいた。
尾崎豊。“若者のカリスマ”と呼ばれた男である。
この悲しいまでに「愛」に飢えた男の、全てを振り返る──。

実物は購入していないが、
モノクロ写真が十数点、尾崎家のアルバムに挟まっていたものが紹介されているらしい。
健一さんがご健在である、ということがわかり、
記事の内容よりもその事の方が嬉しく、安堵した。

尾崎の死後、数年間は11月と4月になると
必ずと言っていい程、尾崎本やCDをはじめとした関連グッズがリリースされた。
10年を過ぎると流石に落ち着いてはきたが
時折こうして目や耳にする。
その度に、哀しかったり、やるせなかったりするんだ。

彼が忘れられない事はいいことなんだけど
これ以上辛い想いをさせないで欲しいものだ。

ご丁寧に…

2007-04-26

わざわざ友人が知らせてくれた。
「ありがとう」と言ったものの、もうどうでもええっちゅうねん。

それより左側の
宮本真希写真集「emerge」の方が気になるw

71/71 POSTER

2007-04-25

田島さんはなぜこの写真を選んだのか。

今回のリリースで、田島さんはどんなコンセプトを考えたのだろう。
71/71のジャケットやブックレットの表紙は卒業(尾崎をポピュラーにした曲ということで、そのジャケットで尾崎をシンボライズしたというとこなんだろう)と、尾崎ストーンの部分拡大(デザインの統一性)を使っていた。
シンプルでかつ分かりやすいデザインだと思う。

通常、メインとなるヴィジュアルがシンプルな場合、ポスターなどの付属物はちょっと派手というか凝ったことをする場合が多い。
なのにこの写真。
セオリー通り制作するなら、デビュー前から晩年までの写真を(出来るだけ多く)コラージュしてデザインするのだろうけど、
田島さんはあえてこの寂しげな写真をチョイスした。

確かに、哀しみや寂しさといった部分をモチーフにするのは間違いではないけれど、
何か別のメッセージを感じずにはいられない。
もしかしたら田島さんは今回の写真集出版に関してのサジェスチョンを
尾崎の表情を通して訴えているんじゃないだろうか。
そして更に言えば
尾崎自身が田島さんにこの写真を選ばせていたのかもしれない。

すこし前に尾崎がベースを抱えている写真について記事を載せた。
つい最近の事だけど、あの記事の原文を書いたのはもう随分と昔の事だ。
もし、もしも俺の書いたあの推測が事実なら
それほど求め慕った人にさえ尾崎は裏切られた事になる。
そう思うと本当に哀しくてやりきれない。

4.25

2007-04-25

何年経ってもこの日は心が痛む。
普段、どんなに彼の音楽や映像に接していたとしても
この日ばかりは「彼がいない」事を痛感させられる。

彼がいない事をいい事に
心ない行為がビジネスの名の下に平然と行われる。
そしてそれを諸手挙げて喜ぶ輩達。

須藤さん、俺はあなたをやっぱり許せない。
あなたが切り刻んだのはただのシャツなんかじゃなく
彼の魂かもしれないんだぜ?
形見とはそういうものじゃないのか?

あなたが生きて行く為に何をやってもかまわない。
ただ、切り売りするなら、自分を売るべきだ。
あなた自身が血を吐き、涙を流して創作した物を売ればいい。
どうだ、できるか?
できやしないだろう。

ただでさえ胸が締め付けられる想いでいるのに
これ以上余計な事はして欲しくない。

他の誰でもない、あなたがしたことだからこそ
こんなにも哀しいのです。

今日の日を境に、俺はあなたと決別します。

尾崎豊板にあった情報によると…

2007-04-24

十六回忌…天国の尾崎豊さんから“宝物”

1992年に26歳で死去した歌手尾崎豊さんの写真集「Maiden Voyage」が、7月に発売されることになった。限定5000部で、十六回忌にあたる25日から予約開始。尾崎さんが着用したシャツを裁断したものが特典として付く“お宝”写真集だ。

衝撃の死から15年。尾崎ファンに、うれしい知らせが届いた。 今回の写真集は、デビュー直前から最初のツアーまでの83年11月から84年6月の8カ月間の記録。タイトルの「Maiden Voyage」は処女航海の意味で、文字通り、尾崎さんがミュージックシーンに踊り出るまでの姿が収められている。 写真集はLPサイズのBOXで、モノクロ版とカラー版の豪華2冊セット(予定価格1万2000円)。84年5月の東京・新宿ルイードでのライブの模様のほか、青山学院高校の制服のカットや学校周辺でのロケ写真など、貴重な未公開カット約110点が収録される予定。
現在、カットを厳選する作業が進められており、7月末に発売予定。25日から、全国書店のチラシか、発売元・ワニブックスのホームページで予約を受け付ける。
今回注目を集めているのが、尾崎さんがステージで実際に着ていたエンジ色のシャツを裁断し、パウチ加工したものが特典として付くこと。尾崎さんの音楽プロデューサーだった須藤晃氏(54)が保管していたもので、「ファンの人にはおなじみのシャツ」(関係者)だ。ただし、1着で5000片も取るのは困難とみられることから、予約が4000件を超えた場合、2着目のシャツを用意するという。
なお同写真集は、出版事業に進出する吉本興業の出版物第1弾になる。

須藤さん、自分のやっている事がどんなことだかわかってるのかな。
残念だ。

今度は…

2007-04-24

バイトちゃんからの情報で尾崎の写真集が出るらしい。
なんでも今朝のニュースでやっていたとか…

詳細はわからないが、
5000部限定で、特典が生前尾崎が着ていたシャツの切れ端がつくそうだ。

誰か、これ以上の情報を持っていたら
教えてください。

多分買わないかもしれないけど…(笑

衝動買い

2007-04-23

数年前にフラッと入ったレコードショップで見つけてしまい
買っちゃいけないと思いつつ
買ってしまった一枚。

プロモ用シングルの存在は「尾崎のクラクション」等で知ってたけど、
街路樹からの、しかもCold Windなんて珍しく、
所持金も大して無いくせに買ってしまった…

今は無きマザー&チルドレンからのリリース(当然かw)

田島さんにしては珍しく
やっつけ感が見える仕事だな。
ま、サンプルだから仕方ないか…

昨日も今日も…

2007-04-23

小雨が降ってすっきりしない天気。
折角の納車も正直ぱっとしなかったしなぁ。

…という訳でぱっとしない写真をw

本当は昨日載せようと思っていたんだけど、
ナンバープレートの加工しなきゃなんなかったんで…

それにしても自宅前って芸がないなぁw

とりあえず走ってきました

2007-04-22

シートのビニール取っ払って買い物してガソリン入れてきましたが
まだ馴染むまで時間がかかるんだろな。

さて、サイドシートに話しかけてみる。
やっぱり誰もいない…(^_^;)